GTP-2

卓上粉体圧縮特性評価装置

 GTP-2は100mg未満の少量で粉体の圧縮特性を評価できる装置です。

 1錠を2分ほどの工程で打錠し、その工程でCompression Stress、Detachment Stress(底面とのかき取り圧)、Ejection Stress(排出圧)を定量化することが可能です。

 また、硬度測定までを1台で行うことができます。

製品説明

*圧縮の再現

 GTP-2では異なる直径の杵臼の使用が可能です。

 最大荷重500kgに対して、直径5mmの杵臼を使用すれば、直径10mmを2tで打錠した時と同等の圧力を再現することが可能です。

 

*滑沢性の評価

 Detachment StressとEjection Stressを測定することで、滑沢性を定量化することができます。

 滑沢剤の量に応じて滑沢性は変化しますが、合わせて変化する硬度も同じ工程で評価できることもGTP-2の特徴です。

 

*仕事量の測定

 GTP-2では各工程で杵の位置あたりの荷重の情報が記録されるため、そのデータから当該打錠時に生じた仕事量を定量化することも可能です。

 これによりElastic Recovery(弾性回復エネルギー)を定量化することもできます。

仕様

寸法:幅 310mm x 奥行 270mm x 高さ 375mm

重量:16kg

電力:100V / 3.15A

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