[新型コロナ関連論文]コミュニティにおけるCOVID-19感染の疑いのある人々のための迅速抗体テストの付随したSARS-CoV-2感染の検出のためのセルフ テスト
[新型コロナ関連論文]コミュニティにおけるCOVID-19感染の疑いのある人々のための迅速抗体テストの付随したSARS-CoV-2感染の検出のためのセルフ テスト
2021.08.23
迅速な診断試験を実施するためのツールであるラテラルフローアッセイのSARS-CoV-2迅速抗体検出テスト(RDT)の付随したCOVID-19セルフ テストは、コミュニティにおいて、迅速な結果を提供し、頻繁で集中的なテストを可能にし、これにより、SARS-CoV-2の制御を向上させることができます。
コミュニティにおいて、本研究の目的は、COVID-19の感染の疑いのある人のRDTを用いている中鼻甲介ぬぐいセルフ テストのパフォーマンスを評価することです。
このため、市のSARS-CoV-2検査センターへ訪れた約3,201人の参加者は、BD ベリターシステム (BD-RDT)(1595検体)または、ロシュSARS-CoV-2 ラピッド抗原テスト(Roche-RDT)(1606検体)の入ったセルフ テストのキットを受け取り、qRT-PCRのために、鼻咽頭ぬぐい液の拭き取った綿が収集され、Ct-valueを決定する為、qRT-PCR陽性検体のウィルス培養を実施しました。
セルフ テストの感受性と特異性は、Ct-valueのカットオフ値以下かどうかの確認により、qRT-PCRと比較され、擬陽性のテスト結果と個別に関係のある決定要因が決定されました。
その結果、セルフ テストの感受性のカットオフ値以下のCt-valueは、78.4%、同特異性は、99.4%でした。
以上から、感染の可能性の高い個人を確認する為の、現在入手可能なRDTを用いたセルフ テストの特異性は大変に高く、感受性も比較的に高い結果となりました。
ご興味をお持ち頂けましたら、以下のリンクをご参照ください。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1198743X21004341